美術館 絵本原画330枚を展示 幅広い世代の名作が一堂に
市美術館が7月27日(土)から9月8日(日)まで、企画展「はじめての美術 絵本原画の世界2013」を開催する。会期中は、『おおきなかぶ』や『ぐりとぐら』、『おしゃべりなたまごやき』など26作家、43タイトル、約330枚の原画を展示する。
今回展示される原画は福音館書店が1956年に月刊絵本として創刊した「こどものとも」に掲載されたもの。創刊第1号に掲載された大磯町ゆかりの日本画家、堀文子さんの『ビップとちょうちょう』も紹介されるという。
また幅広い世代に絵本を読んだ時代を思い出してもらおうと、創刊当時の1956年から2003年まで制作年代順に並べるなど、展示方法にも工夫が凝らされる。市美術館の学芸担当、阿部沙耶香さんは「原画の公開機会は非常に少なく、印刷された絵本とは違った原画ならではのいきいきとした色使いやタッチ、魅力を多くの方に楽しんでもらいたい」と話している。
関連イベント▽説明を聞きながら展示室を回る「担当学芸員によるギャラリートーク」7月28日(日)、8月31(土)、午後2時から2時40分(申込み不要・要観覧券)。▽市美術館・博物館・中央図書館の3施設を回ってオリジナルスタンプを集める「スタンプラリー」。9月8日(日)まで。
展覧会の開館時間は午前9時30分から午後6時(入場午後5時30分まで)、毎週月曜休館。観覧料一般800円、高大生500円、中学生以下、毎週土曜日に限り高校生無料。美術館HP(www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/)からダウンロードした割引券を提示すると100円引きとなる。
問い合わせは市美術館【電話】0463・35・2111。
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