平塚市は現会期中の市議会定例会に、3億9149万円を増額する一般会計補正予算案を提出した。補正後の一般会計の累計は836億4004万円となる。
市は、平塚駅北口改札付近に常設する七夕飾りの作成、設置費に400万円を計上した。市によると、飾りは中型のもの3基を想定。市の玄関口で年間通じて七夕の雰囲気を感じてもらうことで、「七夕のまち」を市内外に発信する。
平塚産農産物PRキャラクター「ベジ太」の着ぐるみ作成費、55万円も盛り込んだ。「ベジ太」のデザインは2010年に東海大生が制作。現在、「ベジ太」ののぼりが市内スーパーの地場産物コーナーなどに設置されている。
着ぐるみはイベントなどで活用し、子どもや保護者に地産地消や地場野菜への関心を深めてもらう。市では年度内に仕上げ、来年春からのイベントに間に合わせたいとしている。
また、老朽化した市民プラザを13年〜14年度で改修するとして、修繕費2200万円のうち、880万円を計上。天井や壁、空調などを修繕する。
その他に、福祉サービスを受ける在宅障がい者(児)への給付費を2億1185万円増額。また、障がい者の就労継続支援等の利用者数増加で、7508万円の扶助費を補正した。中里に今年度開設する障がい者グループホームへの補助金500万円も計上した。
児童福祉では、子ども・子育て支援の新制度が15年度に施行されるのを受け、管理運用のための電子システムの構築費(2646万円)の一部を計上。待機児童解消のため、認可化を目指す認可外保育施設の運営費を助成する1158万円も盛り込んだ。
市は今議会で、一般会計補正予算案の他に、特別会計補正予算案2件や、龍城ケ丘プール廃止に伴う公園条例の一部改正案、6施設の指定管理者の指定など16議案も提出している。議会の会期は12月20日まで。
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