待機児童減少も需要過多 市、柳町保育園定員拡充へ
待機児童の減少に向けて市は、柳町保育園の園舎を建て替え、来年度中に20人の定員拡充を図る。
市はこれまで待機児童ゼロを目指した取り組みを行っており、今年4月には平塚保育園、2011年には八幡保育園、みどり保育所、金目保育園の定員拡充を実施。しかし受け入れ枠を増やしても入園希望者が上回り、待機児童解消には至らなかった。市保育課によると市内の待機児童数は12月1日現在136人。
市では市内に3園ある認定保育施設が認可保育所を目指して施設の整備・定員拡充することを盛り込んだ「子ども・子育て支援事業計画」を2015年度から実施する。
また2017年4月には、須賀保育園と港幼稚園が統合して認定こども園となる(港幼稚園敷地に新設予定)。しかし国は認定保育園に関して具体的な指針を示しておらず市は、どのようなニーズがあるか市内2500世帯(無作為抽出)に調査票を送るなど検証を続けている。同課では「保育の質を下げることなく、認可保育所を整備しながら待機児童解消を目指したい」と話している。
4月入園の申し込みは、土、日、祝日を除く12月27日(金)まで。受け付けは同課(18番窓口)で、時間は午前8時30分から午後5時。問い合わせは同課【電話】0463・21・9842。
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