未来の建築家を育む レモンホーム 神大生向けコンペ
レモンホーム株式会社と神奈川大学建築学科による産学連携事業「KU+LEMON HOME Design Forum I」が、11月27日に同大学横浜キャンパスで開催された。
建築活動を通じて、地域社会に貢献しようとレモンホームが主催。「近隣景観を共有する3軒の住宅」というテーマについて博士課程・学部生から提案を募り、課題解決型アイデアコンペティションを実施した。
海から近く、昔ながらの情緒が残る閑静な住宅地という想定を基に、学生は景観や住民同士の関わり合いなどを考慮した個性豊かな住宅デザインを考案。22作品の応募の中から11作品が予選を通過し、4作品が受賞した。最優秀賞には早坂駿さん(4年)の「垣根の低い家」が選ばれた。
同学科の山家京子教授は「多くの応募があり、企業・学生・教員にとって意義深いコンペとなった」と話す。コンペを企画した同社設計部の渡邊優人さんは「学生のアウトプットの場として、大学の補えない部分をフォロー出来れば」と、今後も同大学との連携を模索していきたいという。
成果報告として展示会も行う。旧横浜ゴム平塚製造所記念館「八幡山の洋館」で、2014年2月1日から7日、午前10時から午後5時の予定。受賞4作品の模型とプレゼンパネルの他、予選通過7作品のパネルも並ぶ。問い合わせは同社【電話】0463・37・4555。
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