神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2014年1月30日 エリアトップへ

「男性だって フラ踊ろう」

社会

公開:2014年1月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
左から高橋さん、兄の小野敏季さん、弟の純季さん
左から高橋さん、兄の小野敏季さん、弟の純季さん

目標は5人で大会出場

 幼い子どもからお年寄りまで、幅広い世代に親しまれるフラダンス。とりわけ愛好者が多いとされる湘南地域でも、カネ(=男性)ダンサーの存在はまだまだ珍しい。それでも、平塚などでレッスンに励む3人の「フラ男子」は口を揃える。「踊りを見てもらえば、楽しさが伝わるはず」

 女性が優雅に舞うイメージが強いフラは、歴史をたどれば男性の踊りとして誕生したとされる。フラの原点といえるダンスに魅せられたのは、市内の教室に通う小野純季さん(19)と兄の敏季さん(20)、高橋佑介さん(19)の3人だ。

 フラを始めたのは小学生の時。小野さん兄弟は、友人の勧めで体験レッスンに参加したことがきっかけだった。純季さんは「全然知らない文化だったし、すごく楽しかった」と一目でフラの虜になった。敏季さんも「フラを踊るようになって、内気な性格を変えることができた」と話す。高橋さんは幼馴染みの純季さんに誘われ入会。柔らかな身のこなしで他の2人も舌を巻く腕前だ。

 当時教室では5人の男子生徒がフラを習っていたが、中学校進学を機に2人が辞め、3人が残った。男性だけでフラの大会に出場するには5人ペアという条件があるといい、過去に大会のステージを踏んだのは小学生時代の1度きり。ソロでも踊れるタヒチアンダンスや、男女混合チームでの出場機会はあるが「男性だけでフラの大会に出たい」というのが3人の願いだ。

 足かけ10年近いフラ仲間も、それぞれブランクがある。純季さんは野球で明徳義塾高校に進み、3年間の寮生活を送った。それでも「卒業後も続けたいという思いがあったから、フラを忘れたことはなかった。寮の食堂やクリスマスパーティーでフラを踊ったときはすごく受けが良くて」と振り返る。敏季さんは大学進学、高橋さんも高校受験や就職などでフラから遠ざかった時期は長いが、再び教室に戻ってきたのは「フラが好きだから」。講師や他の生徒は家族のような存在で、敏季さんは「フラとの出会いが自分を成長させてくれた」とも。

 男性5人で大会へ。新たなダンサーの加入を目指し、所属する教室の協力で体験レッスンも予定している。「40代や50代なんてまだ現役。踊りを見てもらえば絶対にイメージが変わるはず。多くの人に、男性フラの魅力を知ってもらえたら」と純季さんは話している。

 問い合わせはポニ・アロハフラスタジオ【電話】0463・21・5659。

平塚版のローカルニュース最新6

木造住宅 無料で耐震相談

木造住宅 無料で耐震相談

市役所で5月14日から

4月20日

柔道通じて国際交流

平塚柔道協会

柔道通じて国際交流

仏指導者ら30人招待

4月19日

原さん、県選手権Ⅴ

湘南平テニスクラブ所属

原さん、県選手権Ⅴ

全日本めざし全国転戦

4月18日

地域共創ポイント始まる

キャッシュレス新事業

地域共創ポイント始まる

消費促進や地域貢献など

4月18日

ファン投票始まる

オールスター競輪

ファン投票始まる

4月18日

全店で食支援活動

平塚信金

全店で食支援活動

149kg集めフードバンクへ

4月18日

馬肉専門販売店

1500円以上お買い上げの方、「タウン見た」でユッケプレゼント

https://rarea.events/event/112428

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook