平塚市と神奈川県は23日、大地震を想定した帰宅困難者対策訓練を平塚駅で行った。市と帰宅困難者一時滞在施設の協定を結ぶ平塚ラスカと梅屋も訓練に協力、約250人が参加した。
訓練では、大地震によって公共交通機関が運行停止し、駅で多くの帰宅困難者が発生したことを想定。駅員は駅構内の滞留者を改札口付近に避難誘導し、地震や運行の情報を提供した。
また、市県職員は一時滞在施設のラスカや梅屋本館、平塚合同庁舎、平塚保健福祉事務所で、備蓄品の確認など開設準備を訓練し、帰宅困難者役の参加者を実際に誘導した。
市職員は「民間一時滞在施設の開設訓練は初で、県やJRとの連携も確認できた」と話す。2011年の東日本大震災では平塚駅で526人の帰宅困難者が発生、崇善小と江陽中に一時避難していた。
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