大原高 30年の歴史に幕 同窓生ら交え完校式
県立大原高等学校(鈴木靖校長)の完校式が1日に行われた。最後の卒業生となった28期生153人ほか、同窓生や教職員、PTA関係者らが出席し、30年の歴史を刻んだ学び舎に思いをはせた。
記念式典では、1期生で同窓会長の渡辺修さんが「1人ひとりが学び、出会ってきた経験が無くなるものではありません」とあいさつ。完校記念品として、日本画家の後藤真由美さん(15期生)が描いた日本画「生命を刻む」と記念プレートが贈られ、校旗が降納されると参加者全員で校歌を斉唱した。
大原高校は「県立高校百校新設計画」に基づいて1984年に創立、30年間で1万321人の卒業生を輩出した。1期生には俳優として活躍する尾崎英二郎さん、7期生には音楽ユニット「センチメンタル・バス」のキーボーディストとしてヒット曲を生んだ鈴木秋則さんがいる。鈴木さんは、完校記念事業として同校の同窓会が企画した「校歌ダンス」の楽曲制作にも携わった。
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