湘南しらす漁 活況 4月に入り豊漁に
湘南の春の風物詩であるシラス漁が活況を見せている。3月11日の解禁から1カ月ほどは不漁が続いたが、4月に入り豊漁に転じた。
市内でシラス漁を営む佳栄丸(千石河岸57【電話】0463・22・6551)の府川佳男代表は「相模湾はどこも例年にない水揚げ」と満面の笑み。県水産技術センターによる予報では、今年は水温が低く、黒潮が遠ざかり、試験操業でも採集量は低調など条件があまり良くないとされていた。
佳栄丸は17日、2時間ほどで約200kgを水揚げ。釜揚げやちりめん用に塩ゆでされたシラスは天日と海風にさらされ、白く輝いた。加工場には地元だけでなく遠方からも購入客がひっきりなしに訪れていた。
なお市内でシラス漁を行う網元は3軒。漁期は12月末まで。
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