８連勝でJ２記録並ぶ ベルマーレ 勝点24で首位独走
今季初ゴールをあげたFW岡田
湘南の快進撃が止まらない―。湘南ベルマーレは４月20日、Ｓｈｏｎａｎ ＢＭＷスタジアム平塚で行われたＪ２リーグ第８節の一戦で大分トリニータを４対０で下した。これで開幕から続く連勝を８に伸ばし、２０００年に記録した浦和レッズの開幕連勝記録に並んだ。次節26日の横浜ＦＣ戦で記録更新を狙う。
前節でクラブの開幕連勝記録を塗り替え、昨季までともにＪ１で戦った大分をホームに迎えた今節は、珍しく攻め込まれる時間帯や多少のミスがありながら、試合全体でみれば攻守にわたって圧倒。前節に続き20本以上のシュートを放ち、ＤＦ・遠藤航の３試合連続ゴールを含む４得点を奪って完勝を収めた。
ボールホルダーを後続の選手が次々と追い越してゴールに襲いかかるサッカー”湘南スタイル”。昨季は結果こそついてこなかったものの、時にはＪ１のビッグクラブさえ脅かし、手応えを口にするサポーターも多かった。
このスタイルがいよいよ成熟した感のある今季の湘南。ボールを持てば前へ前へと驚異的な推進力を発揮し、とにかく走るハードワークでＦＷ・ウェリントンなど前線の選手も含めて全員で守る。８節終了時点で１試合平均３点以上となる25得点を奪い、失点はわずかに３。ともにリーグ１位で、まだリーグ戦の５分の１しか消化していないとはいえ、すでに２位に勝ち点７差をつけて首位を独走している。
開幕連勝数でクラブ記録を更新した湘南は、次節の横浜ＦＣ（ニッパツ三ツ沢球技場・午後２時キックオフ）との「神奈川ダービー」でＪ２リーグの連勝記録更新に挑む。
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