平塚市美術館 来館200万人達成 企画展で県外からも集客
市美術館が5月31日の午前11時50分、来館者数200万人を達成した。200万人目の来館者は秦野市在住の鈴木亘彦(のぶひこ)さん(44)。落合克宏市長から記念品として現在開催中の「石田徹也展」と「袴田京太郎展」のカタログ、アートカードなどが贈られた。
鈴木さんは当日、「憧れの作家の展覧会を見たい」と小学生の娘2人を連れて来館。鈴木さんの職業は彫刻家で「平塚市美術館には先輩や師匠の作品も展示されていて、縁を感じる」と突然の祝福に驚きながらも笑顔で話した。
同美術館は1991年3月に開館し、今年で23年目を迎えた。これまでの企画展で観覧者数歴代1位だったのは2009年に開催された「わたしがえらんだ いわさきちひろ展」の3万9844人。スイスの「プチ・パレ美術館名品展」(1991年)と「ミレーとバルビゾン派の画家たち」(1996年)も3万人を超える観覧者数を記録した。草薙奈津子館長は「企画展には市内だけでなく、東京や静岡などの近隣都市からの来館者も多い」と振り返った。
今後は7月19日(土)から「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」、10月11日(土)から「横山大観の富士展」などの開催が予定されている。
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