地元若手経済人組織の平塚青年会議所(平塚JC/宝蔵寺賢理事長)が、「七夕のまち」をPRするシンボル像「七夕さま」を紅谷町の市民プラザ前に設置した。3日の湘南ひらつか七夕まつり前夜祭後、お披露目する予定だ。
シンボル像は、七夕まつりのメーン通りにあたる湘南スターモール商店街が作成したイメージキャラクター、「湘南ひこまる」と「ひらつか七夕ナナ姫」をモチーフにした。七夕にかけて7寸7分(約23cm)サイズの桃色の天然石を置き、石を撫でることで恋愛成就などの願をかけてもらう。
平塚JCは昨年から、「年間を通じて七夕を感じるまち」をテーマに、平塚駅の発車メロディーを「たなばたさま」に変更してもらうようJRに持ちかけるなど、七夕を切り口とした街づくりに取り組んでいる。
年間通じて「七夕のまち」に
さらに「七夕のまち」を印象付けようと、平塚JCでは駅前周辺に七夕にちなんだペイントの輪を広げる試みも始めた。
紅谷町まちかど広場の地面には、直径2mの範囲に天の川をイメージした塗装を施す。特殊な「蓄光塗料」を使用、夜になると星のイラストが発光する仕組みだ。
湘南スターモール商店街の「トキワヤ」(常盤卓嗣社長)の店舗シャッターにも、織り姫と彦星にちなんだ同商店街のキャラクターがペイントされた。学生服を販売する同店キャラクターも描かれ、常盤社長は「恋愛成就と学問成就の願をかけて写真撮影でもしながら親しんでくれたら。こうしたシャッターが増えれば、商店街も明るくなる」と笑顔で話していた。
宝蔵寺理事長は「さがみ縦貫道路も開通しますし、平塚に立ち寄ってもらいたいという観光的な狙いもありますが、まずは市民が七夕を通じて自分の地域に誇りを持ってもらえるようになれば。『願い』と『出会い』のシンボルとして親しんで欲しい」と一連の取り組みについて語っていた。
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