熱中症搬送者が急増 梅雨明け約2週間で18人
全国的に厳しい暑さが続く中、市内でも熱中症で救急搬送される人が増加している。
市消防本部消防救急課によると、今シーズン熱中症で救急搬送された人は29人(8月6日現在)。とくに梅雨明け後の7月22日からの16日間で18人と急増している。
市内では5月24日に今シーズン初めての熱中症搬送者が発生した。搬送者の年齢層は子どもから高齢者まで幅広く、屋外での発症が18人、屋内が11人だった。庭で草むしり中や体育館で運動中に発症したなどのケースがあったという。これまで搬送された人の中で重症と診断された人は2人で入院が必要と診断された人は半数にのぼる。
昨年、熱中症により救急搬送されたのは市内で73人。8月は26人が搬送されたという。同課では、「熱中症は屋外だけでなく屋内に居る時も注意が必要。今後も厳しい暑さが続くので、水分補給をしっかりして体調管理に努めてほしい」と注意を呼びかける。
予防策として▽暑さを避ける▽通気性の良い吸湿・速乾の衣服を着用▽こまめな水分補給▽高齢者や乳幼児、肥満の人、寝不足や体調の悪い人などはとくに注意が必要だとしている。熱中症に関する情報は、市のホームページに掲載されている。
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