平塚市は、高い技術で顧客の支持を得ている市内店舗を「匠の店」として認定、観光ツアーなどを企画して広く店を周知し、市内の商業振興につなげるという新規事業をスタートする。市は店舗の募集を18日から始めており、10店舗を目途に11月中旬の認定を目指している。
市は、匠の店として「手作業にこだわり、伝統的な技や卓越した技術力等により、自店及び自社で製造した製品を販売する店舗及びサービスの提供を行う店舗」を対象とする。
認定された店舗には、市が、匠の店を周遊する観光ツアーや、店が講師となって専門的な技術や知識を紹介する「まちゼミ」などを企画、市内外の消費者に周知する機会を用意する。
市商業観光課では「匠の店を積極的に支援し、市外から観光客らを呼び込む核となってもらうことで、市内全体の商業活性化につながれば」としている。
店舗の募集は9月12日まで実施、中小企業診断士や店舗アドバイザーら5人の選考委員が審査し、11月中旬の認定を目指す。市は10店舗の認定を想定しているが、応募状況によって店舗数の拡大も視野に入れている。
認定目指す店舗を募集
応募方法は、市商業観光課にある応募用紙(ホームページからダウンロードも可)に必要事項を記入、消費者の支持を得ていることを表す顧客10人の推薦状を添えて提出する。
応募資格は▽市内に店舗を有し、営業年数が概ね10年以上である▽伝統的な技や独自の技術、商品を店舗で公開することができ、来店者に対し技術や商品の説明ができる▽後継者がいるか、その見込みがある。もしくは後進の指導育成に意欲を有するなど。大手チェーンなどは対象外。
応募などに関する問い合わせは市商業観光課【電話】0463・35・8107。
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