みんなで押し出せ 高砂部屋の夏合宿
８歳以下のちびっこ６人で朝弁慶に挑んだ
夏の恒例行事となっている大相撲高砂部屋の夏合宿が総合公園の土俵で、８月22日から24日まで行われた。大相撲ファンや、カメラを手に撮影する人、家族連れの見物客が連日土俵を囲み、土だらけになって汗を流す力士に拍手と大きな声援を送った。
23日の朝稽古後に行われた「ふれあいちびっこ相撲」では、十両朝赤龍や、平塚出身の朝弁慶などを相手に子どもたちが奮闘。取組前、呼び出しが高らかに子どもと力士の名前を呼び上げると、本場所さながらの演出に会場はさらに盛り上がりを見せた。
９月場所は両国国技館で14日から始まる。幕下西十五枚目の朝弁慶は「押しても負けずに前に出てきてくれた子どもたちを見て気合が入った。９月場所で大勝して十両を目指したい」と笑顔で昇進への意気込みを語った。
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