来年春の県議会議員選挙を控え、民主党市議の米村和彦氏(31)と、市民団体「中学校給食を実現する会」の会長で主婦の谷容子氏(49)の新人2氏が、平塚選挙区から出馬する意向を示している。
【9月16日起稿】
現職では、自民党の森正明氏(53)と公明党の赤井和憲氏(66)はすでに党公認を受け、無所属の根岸孝之氏(38)も出馬する意思を固めている。現在までのところ、同選挙区の定数3をめぐり、現職3氏に新人2氏が挑む構図だ。
新人の米村氏は同志社大学を卒業、会社員や参議院議員秘書などを経て、2011年の平塚市議選に民主党公認で初当選。近く次期県議選の同党公認候補予定者になる見通し。米村氏は「市が県に求めていることを伝えるパイプ役として、数十年先の平塚を思い描きながら活動したい」と話す。
無所属での立候補を予定している谷氏は、お茶の水女子大学を卒業。現在、「中学校給食を実現する会」の会長、平塚点訳赤十字奉仕団や自治会の役員などを務めている。谷氏は「子育て・女性支援、介護する方、される方を守る福祉に取り組みたい」と、これまでの活動を背景に政策を訴える。
11年4月の前回選挙では現職3、元職1、新人1の5氏が立候補し、森氏が強固な保守基盤を背景に3万240票で4期連続の当選、赤井氏も1万9806票を集めて3期連続の当選を果たし、当時民主党の公認を得て立候補した根岸孝之氏は1万4千513票を獲得して初当選した。
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