大住中学校佐藤真心君 英語力 スカイプで磨き 全国中学英語弁論大会県予選へ
中学生による英語スピーチコンテストの最高峰といわれる「高円宮杯第66回全日本中学校英語弁論大会」の神奈川県予選に、大住中学校3年の佐藤真心(しん)君が進出を決めた。県ブロック予選を勝ち抜いた40人が出場し、上位5人が決勝予選大会(関東地区)への参加資格を得る。さらに上の決勝大会に進めるのは全国各地区から27人と狭き門だが、佐藤君は「もちろん優勝を狙っています」と自信満々だ。
自由な論題で5分間のスピーチを行う。佐藤君は、小学5年生の時に出場したマラソン大会で最下位になった悔しさをばねに1日3時間の練習を重ね、今ではクラスでも指折りの俊足ランナーとなった自身の成長を「ハングリースピリット」というテーマでスピーチする。
イラン人の父を持ち、幼いころから英語に親しむバイリンガル。インターネット電話サービスのスカイプとオンラインゲームで、世界中のゲーム仲間とコミュニケーションを図ることが英語力向上の秘訣という。
持ち味は、会場全体に届く大きな声と、制限時間を目いっぱい使ったダイナミックな構成だ。佐藤君は「スピーチを通して、諦めない心を持つことが大切ということを伝えられたら」と話している。
県予選は10月4日、市中央公民館で開かれる。午前9時30分〜午後4時30分。
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