地域の青少年健全育成活動に取り組んでいる「港地区青少年を守る会」(山口恵信会長)が、このほど創立50周年を迎えた。
同会は、市内15中学校区にある地域教育力ネットワーク協議会の一つ。1964年、非行化防止などを目的に発足し、市内の地区青少年健全育成会の先駆けとなった。
同会は現在、自治会や地元学校の教員、青少年指導員ら約110人で運営。夏や冬休み中の子どもを見守るパトロールをはじめ、痴漢の発生場所を記録する「防犯マップ」の作成などに取り組んでいる。
また、「郷土いろはカルタ大会」も毎年正月の恒例行事で、今年も参加者300人を超える盛況ぶり。同会は81年に地域住民から句を募り、当時の小学生が絵札を描いた郷土カルタを制作。「いせいいい せりのとび交う 魚市場」など地元風物を読み上げるカルタ大会について、山口会長(54)は「地域文化を継承する心を育む」と胸を張る。
同会は50周年にあわせて記念誌を編纂、20日には記念式典を開催する。山口会長は記念誌で「教育の基本3原則に家庭・学校・地域と耳にしますが、全てが連携しあってこそ生きてくる」と寄稿、活動の継続を誓っていた。
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