栃木県で4日(土)から7日(火)まで開催される第27回全国健康福祉祭、通称「ねんりんピック」のとちぎ大会。60歳以上を中心とするスポーツ・文化の総合祭典に市内から6人が出場する。卓球、なぎなたに出場する3人に取材した。
卓球ダブルス出口純一さん・美代子さん
ラージボール卓球のミックスダブルスに出場するのは出口純一さん(69)、美代子さん(68)=市内平塚在住=のペア。連続出場が出来ない同大会規定の中、今回で3回目の出場となるベテランだ。昨年開催された全国ラージボール卓球大会ミックスダブルスAランクの部で2位に輝いた腕は、周囲からの期待も厚い。
純一さんは中学から、美代子さんは大学から卓球を始め、仕事や子育てのブランクを越え、卓球に親しんできた。「相手の動きは何となくわかってしまう」と笑う2人。出会いも、卓球を通じてだったという。今でも「夫婦の会話は孫か卓球の話が多いかも」。
平塚ジュニア卓球クラブの会長兼監督も務める純一さんは、「(自分たちの出場が)市民の方が卓球を始めるきっかけとなってくれれば嬉しい」。美代子さんも「なにより楽しんで試合に臨めれば」と愛用ラケットを構え、笑顔で話した。
なぎなた前澤薫子(ふさこ)さん
なぎなた部門に初出場するのは前澤薫子さん(70)=市内南豊田在住=。「かながわシニアスポーツフェスタ2013」のなぎなた演技の部で優勝し、今大会の代表に選出された。
管理栄養士の仕事を退職後、「何か生涯スポーツを」と始めたのがなぎなた。競技歴は12年で、現在は公認審判員第3種取得を目指している。「目標を立てると張り合いもでてくる」と、持ち前の運動神経を生かして平塚なぎなた協会のメンバーらと共に腕を磨く。
今大会では、試合競技(団体・個人)と形を披露する演技競技の3種目に出場。「あうんの呼吸で、自分たちの間合いをしっかりとりたい。まずはみんなで楽しみながら競技できたら」と意気込んだ。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>