J2優勝秒読みの湘南ベルマーレは4日、ホームのShonan BMWスタジアム平塚に愛媛FCを迎え、サポーターの大歓声を背に3対0の快勝。2位の松本山雅FCが勝利したため、優勝の美酒は次節以降に持ち越しとなった。
試合前に松本の勝利が伝えられ、ホームでの当日優勝の目はなくなったが、目前に迫った優勝へとひた走る選手の勇姿を目に焼き付けようと、8千人を超える湘南サポーターがスタジアムに詰めかけ、熱狂した。
今季リーグ戦で唯一の黒星を喫した愛媛との一戦。湘南は前へ前へのハイプレスからボールを奪取、ショートカウンターを狙う持ち前の攻撃的サッカーを見せつけ、J2全チームから白星を飾る快挙を達成した。
試合開始わずか2分にFW武富孝介がMF永木亮太の素早いリスタートからゴールを奪うと、今度は永木が前半40分にフリーキックを直接ネットに突き刺した。後半、途中投入されたFW岡田翔平が3分後、背後からのボールにダイレクトで合わせて3点目。曺貴裁監督の采配も光った。
湘南は11日の次節、東京ヴェルディと敵地・味の素スタジアムで対戦。2位松本の結果に関わらず、引き分け以上で優勝が決まる。 曺監督は「(次節優勝は)そんなに甘くはない。ヴェルディとはアウェーの試合だし、監督も代わって勢いに乗っている。普段通りのサッカーに肉づけをしながら平常心で戦いたい」と気を引き締めていた。
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