学生の健康的な食生活をサポートするため神奈川大学が9月29日から、平塚と横浜の両キャンパスで「100円朝食」の提供を開始した。
一人暮らしの学生が4割を占め、朝食を取らずに通学する学生も多いことを食育面の課題としていた同大学。「規則正しい食生活が学力の向上にも繋がる」として、今年7月から約2週間、試行的に100円朝食を開始し、学生の反応も良く、品切れの日が出るなど好評だったため、継続実施を決めた。
湘南ひらつかキャンパスで提供されるのは、焼魚・カレー・パンセットの3種類、計60食。両キャンパスの学食提供を請け負う企業や校医の指導の下、主食、副菜や野菜のバランスも考慮されている。本来300円ほどする食事を、大学側が200円分負担することでワンコインで提供する。提供時間は1限開始前の約1時間で、対象は同大学の学生のみ。長期休みに入る来年1月28日まで続けられる予定だという。
100円朝食を企画した同大学庶務課は「平塚のキャンパスは駅から遠いため、朝が早い。朝食習慣化のきっかけとなれば嬉しい」と話した。
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