113歳で市内最高齢の石黒喜代子さんが28日、市役所新庁舎を訪問し、落合克宏市長や娘の原田愛子さん(81)、藤平弘子さん(78)に元気な姿を見せた。
石黒さんは1901年(明治34年)生まれ。県内でも最高齢とされ、全国では3番目の長寿者。70代半ばまで大磯町の渡辺助産院で働き、約3千人の赤ん坊を取り上げたという。市内東八幡に移り住んだ後もお産の仕事に関わり続けた。
落合市長との歓談中、勤めていた助産院の看板や付近の道路の写真がモニターに映し出されると、石黒さんは「自転車に乗ってかけずり回りました」と懐かしみ、「赤い自転車のお産婆さん」と親しまれていた助産師時代を振り返った。
初めて訪問した新庁舎に石黒さんは「大変立派です」と笑顔を見せ、落合市長は「これからも元気で長生きしてくださいね」と声をかけた。
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