第54回国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテストが開催され、土沢中学校3年の和田みゆなさんが全国2位にあたる文部科学大臣賞を受賞した。
国際連合をテーマに、国際理解や国際協力、世界平和などについて考えるコンテスト。全国から2658点が寄せられ、平塚市では、国連協会平塚支部が主催する作文コンテストの最優秀賞・優秀賞5点を予選通過作品として出品した。和田さんは同コンテストで最優秀賞を受賞していた。
和田さんは「もしも私が国連事務総長なら、国連で何をすべきか」というテーマで、世界には学校に通うえない子どもがいること、平和に生きるための「学び」の重要性、そして「まずは、『知る』という一歩から踏み出し、一人でも多くの人にこの現状を知ってもらう活動をしたい」という率直な主張を分かりやすい言葉でまとめた。
自身も、作文のために調べるまで国連のことをあまり知らなかったという。「難しい内容だったので、同世代の人たちにも分かってもらえるよう、言葉を選ぶのに苦労しました」とにっこり。同校で生徒会長も務める和田さん。家族や友達から受賞を祝ってもらったことが嬉しかったという。「私の作文が、世界の学びの現状を知るきっかけになれば」と話した。
和田さんを含む特賞受賞者4人は来年の春に「奥・井ノ上記念青少年国連視察団」として米国ニューヨークの国連本部の視察などを行う予定だという。作文は、日本国際連合協会のホームページなどで閲覧可能。
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