防災教室で災害車展示 吉沢小PTA主催
吉沢小学校で11月22日、同校PTA(天野裕介会長)主催の防災教室が、平塚市消防本部の協力で開かれた。同校児童は、市消防本部に今年から配備されている国内で15台しかないという水陸両用バギーなど災害活動支援車を見学、消防隊員からAEDや消火器の実習なども受けた。
児童を前に8輪駆動の水陸両用バギーを実際に走らせた消防隊員は「泥地や雪上でも資材や人員を運べる」と児童に説明。潜水用機材を持ち込んだ水難救助隊員は「夜の水中は手元も見えない」と救助の難しさを語り、児童の関心を集めた。
同校PTAは毎年、児童に学びの場を提供する週末授業を開催しており、今年は防災をテーマに市消防本部や自治会らに協力を要請。450人を超える児童が起震車や災害時の簡易トイレづくりなども体験した。吉沢小の山中敏代校長は「子どもたちは地域と防災との関わりを実感できたのでは」と語り、PTAの天野会長も「防災への意識を高めるきっかけになれば」と話していた。
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