サービスや味、技に優れた小売店・飲食店を表彰する県優良小売店舗表彰で、市内から「アンセプス本店」(代官町14の2)と「京ぐるめ華美濃(はなみの)」(河内519の5)が選ばれた。自慢のこだわりを両店に聞いた。
良いケーキは良い素材から
アンセプス本店の岩崎裕幸さんは「添加物なしの安心安全なお菓子作り」をモットーに創業し、今年で25年目を迎えた。
岩崎さんの信条は「素材を超える技術はない」。特に鮮度が命とも言われるイチゴはなるべく地元青果店経由で仕入れるなど、材料へのこだわりを見せる。
店頭に並ぶケーキの中には、青果店や農家とのつながりによって生まれたものもあるという。「甘く熟したいちじくが入荷したと教えてくれたり。地域とのつながりのおかげでケーキ作りが楽しくなる」と岩崎さんは話し、「今後も良い材料の美味しいケーキを提供したい」と意気込んだ。
京の味覚を目で、舌で
京ぐるめ華美濃の橋本敏雄さんは22歳から13年間、京都の名店として知られる「美濃吉」で修行を積み、2008年に念願だった自身の店を構えた。
料理に欠かせない京野菜は、美濃吉に在籍していた頃に知り合った卸業者から仕入れ、肉や魚は地場産品を使用。「京料理は、見て楽しんで味で楽しむもの」と、織部焼を中心とした器で美しい盛り付けにも心血を注いでいる。
店の外観は竹と木格子で京都の趣を演出し、店内は季節の植物や温もりのある配光で落ち着いた雰囲気に。「和の神髄ともいえる京料理を、気軽な気分で楽しんでもらえたら嬉しい」と橋本さんは話している。
店舗コンクール
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>