平塚市交通安全対策協議会の年末交通事故防止運動が18日、駅北口で実施され、市内在住の二見梢さん方の2匹のカメが、警察署への恩返しのため、交通安全のPRに一肌脱いだ。
協力したのは、ケヅメリクガメのヤマネ君(11)と、ヒョウモンリクガメのマロン君(9)。ヤマネ君は今年9月、柵のある自宅庭にいるところを何者かに連れ去られ、警察に保護された恩がある。
保護した警察署はカメのようにスピードを落として自転車を走らせるよう市民に呼びかけたいと、キャンペーンへの出場を要請。ヤマネ君が快諾した。弟分のマロン君を引き連れ、子どもからも大人気。警察帽も様になった姿に、二見さんは「寒いのに今日は元気。お役に立てて喜んでいるのでは」と目を細めていた。
同協議会は「自転車マナー『アップル』キャンペーン」と題し、「マナーアップ」と「アップル」をかけ、友好都市の花巻産リンゴ700個を用意。落合克宏市長や平塚警察署の綿引直也署長、湘南ひらつか織り姫の臼井祐子さんらが街頭に立ち、自転車ルールの遵守を呼びかけるビラと一緒にリンゴを配布した。
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