「身体を自由に動かす楽しさ知ってほしい」
「ダンスで地域を元気に」を合言葉に東海大学生が「DAN DAN DANCE&SPORTSプロジェクト」を4年前から運営、子どもや高齢者にダンスを親しんでもらう活動に取り組んでいる。3月1日には、約150人の出演者を招いた公演を企画。ダンスの魅力をステージから届ける。
「ダンスはかっこよくないといけない、未経験者には難しい。そんな苦手意識を持ってしまいがち」と、プロジェクトリーダーの小安健太さん(体育学部4年)。そうしたイメージを取り除き、「身体を自由に動かせばいい。子どもからお年寄りまで気軽に楽しめることを知ってほしい」と話す。
学生は月1回、大学や公民館に地域住民を招き、ヨガやモダンダンス、チアリーディングといったダンスのワークショップを開いている。講師役は学生や同大職員だが、プロの講師を招くこともある。参加者は健康づくりに役立てたい高齢者やダンスに興味を持つ小学生、本格指導を望む高校チアリーディング部などさまざまだ。毎回実施するアンケートでは「楽しかった」や「ヨガはもっと静かにやりたい」という参加者の言葉に励まされたり、運営のヒントをもらうことも。
小安さんとサブリーダーの山田大貴さん(同3年)は、所属する体育学部のダンス授業をきっかけに「身体を動かすことのおもしろさ」を知ったという。「ダンスにルールはありません。だからこそ自由に、好きなように体を動かすことができる」と、まずは自分たちが楽しんで演じることで踊ることへのハードルを低くし、地域を元気にしたいと話す。
3月1日の公演では、同大チアリーディング部やよさこいチーム、学外のダンスサークルなどが「カーニバル」をテーマにパフォーマンスを披露。約150人の出演者がさまざまなジャンルのダンスを通して、「身体を動かすことのおもしろさ」「表現することの喜び」を観客に伝える。同大湘南キャンパス2号館大ホールで午後4時〜6時。開場3時半。入場無料。
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