当初7月18日に予定していた湘南ひらつかビーチパークの海開きが高波や台風などの影響で延期される事態となり、4日遅れの22日に海水浴が解禁した。海開きの期間は9月6日(日)まで。
平塚市は例年、7月1日前後〜8月末頃を海水浴期間としていたが、昨年は7月12日〜9月7日に期間短縮。今年も市の予算削減などを理由に更に期間を短縮し、7月初旬よりも9月に入ってからの集客が見込めるとして、7月18日の海開きを予定していた。
しかし7月に入ってから連日の悪天候で高波が続き、海水浴エリアを仕切るブイの設置など、準備作業に着手できなかった。18日も台風接近の予報が出ていたことから、市は海開きの延期と、清め祓い式を除く一部の関連イベントの中止を決定。海況が回復し、海水浴場の準備が整い次第、解禁すると発表していた。
翌19日には海況も持ち直し、台風で打ち上げられたゴミの回収など、海水浴場の整備が急ピッチで進められた。連休明けの21日に保健所の承認報告を持って、22日の海開きを決定した。
神奈川県内の海岸は、6月26日の逗子市を皮切りに、茅ヶ崎市は7月4日、大磯町は5日から海開き。平塚市は「海の日」にも間に合わず、一足遅い開始となった。
今年度の湘南ひらつかビーチパークの遊泳期間は9月6日までを予定している。県内で9月まで海開きしているのは平塚市だけ。市担当課は「9月に入るとクラゲの発生が懸念されるが、平塚では遊泳スペースの前に防波堤があるため、量が比較的少ない。近年の残暑傾向も含め、需要はあるのでは」としている。時間は9時〜17時までの間。天候が晴れの場合でも、海況などによって遊泳禁止となる場合もある。問合せは同ビーチセンター【電話】0463・23・4781へ。
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