平塚版 掲載号:2015年8月13日号
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顧問引退 連覇ではなむけ 平塚工科ソーラーカー

教育

連覇を果たした社会部の生徒
連覇を果たした社会部の生徒
 平塚工科高校社会部のソーラーカーチームが、1日に鈴鹿サーキット(三重県)で開催された耐久レースで総合優勝を果たした。大学や社会人チームがひしめくクラスで5連覇の快挙。18歳以下の部でも6連覇と敵なしだ。チームを率いる顧問が今年度で定年を迎えるとあり、恩師の花道を飾ろうと夏の鈴鹿を駆け抜けた。

 ソーラーパネルとモーター、バッテリーを搭載した車体を用い、全長約5・8キロのコースで4時間以内の周回数を競うレース。社会部は45周を走り切り、18歳以下のエンジョイクラスI、企業や大学チームが所属するエンジョイクラスIIから出走した全31台のトップに立った。

 予選ではドライバーの長谷川健太さん(2年)がコースレコードを記録する快走を見せ、ポールポジションを獲得。市内企業などの寄付で昨年新調したソーラーパネルも快晴のレースを後押しし、予選の勢いそのままに本戦に臨めたという。

 クラスIIには、強豪オリンパスをはじめ、ラリードライバーの篠塚建次郎さんがハンドルを握る立命館大学などが名を連ねた。資金力やノウハウでは及ばない相手を抑えた結果に「ペース配分などの作戦がうまくいったことが良かった」と、予備ドライバーとしてレースを見守った部長の新倉瑞樹さん(3年)は振り返る。

ものづくりの面白さ学んで

 社会部で15年近く顧問を務める小澤健人教諭(59)は、「マシンの性能を的確に引き出してくれた」と教え子の偉業を讃える。

 定年を来年3月に控え、指導を後進に譲るが「技術の継承はしっかりしているので心配は全くありません」。同校の伝統となったソーラーカーに熱を上げる部員には「失敗を恐れずアイデアを形にすることを教えてきた。ありきたりではないものを自分で作る喜びを学び続けてもらいたい」とエールを送った。

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