市民の声を市政へ届けるための取り組みとして、平塚市議会議員の有志が、「市政に注文出前議員」を企画した。市議が市内の公民館で地域住民の要望や意見を聞き取り、市政に反映していく考えだ。
出前議員とは、市議が自身の政策を訴えるような場ではなく、市政への疑問や身近な悩みを市民から寄せてもらうもの。毎月2カ所として、1年間に市内24カ所の公民館で実施する予定だ。
立案したのは、平塚市議会議員の臼井照人氏、江口友子氏、柏木徹氏、金子修一氏、府川勝氏ら「出前議員」運営委員会。
「議員の基本に立ち戻って、市民の皆さんの率直な意見を聞きたい。『交差点にミラーを付けてほしい』『通学路が危ない』など、身近な困り事や意見など、何でも話してほしい。政治に詳しくない、興味がないという人にも是非来てほしい」と府川氏は話す。
出前議員で寄せられた要望は、解決すべきものについては担当議員が対応、市民に結果を報告する。大きな問題の場合は、市議5人で協議して対応する。
また、開催の約1週間前に、会場の周辺世帯へチラシを配布して周知。チラシでアンケートを行い、ツインシティ計画や平塚競輪、子育て、高齢者対策についての意見収集に取り組む。
直近の日程は▼8月29日(土)に横内公民館2階ホール▼同30日(日)に大神公民館文化広報室▼9月19日(土)に須賀公民館▼同20日(日)に金田公民館で開催される。時間は、午前10時から午後3時まで。予約は不要。参加希望者は、当日直接会場へ。
出前議員の詳細は、運営事務局【電話】0463・33・8880。
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