市内の公立中学校で来春から使用する教科書が、市教育委員会定例会で採択された。今年度から変更される教科書は、社会の歴史的分野、理科、音楽の一般と器楽、美術の5冊だった。選定された教科書は来年から4年間使用される。小学校は今年と同じ教科書を選定している。
市教委は定例会で、社会の歴史的分野で扱う教科書について「地元神奈川に関して、港横浜から新しい文化が日本各地に広がったことなどが取り上げられている」などとし、清水書院から帝国書院の教科書に変更することを決めた。
美術では「表紙に三沢厚彦の作品を用いており、本文にも平塚市美術館に寄託された(三沢氏の)作品が大きく掲載されている」などとして、光村図書出版の教科書に決めた。
市教委は「授業のしやすさや内容の理解しやすさに焦点を定め、地域性なども加味しながら審議を行った」としている。各教科書の調査・研究は、要綱に基づき設置された有識者などによる採択検討委員会によって行われた。
選定された教科書は次の通り。中央図書館で閲覧することができる。
▽国語/『国語1〜3』(光村図書出版)、書写『新編新しい書写』(東京書籍)▽社会/地理『中学生の地理 世界の姿と日本の国土』(帝国書院)、歴史『中学生の歴史 日本の歩みと世界の動き』(帝国書院)、公民『公民 ともに生きる』(教育出版)、地図『中学校社会科地図』(帝国書院)▽数学/『未来へひろがる数学1〜3』(新興出版社啓林館)▽理科/『新版理科の世界1〜3』(大日本図書)▽音楽/一般『中学生の音楽1〜3』(教育芸術社)、器楽『中学生の器楽』(教育芸術社)▽美術/『美術1、2・3』(光村図書出版)▽保健体育/『新編新しい保健体育』(東京書籍)▽技術/『新編新しい技術・家庭 技術分野 未来を創るTechnology』(東京書籍)▽家庭/『新編新しい技術・家庭 家庭分野 自立と共生を目指して』(東京書籍)▽英語/『NEW CROWN1〜3』(三省堂)
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