全国各地から乳牛が一堂に集い、改良の成果を披露する「第14回全日本ホルスタイン共進会北海道大会」が10月23日(金)から26日(月)の4日間、北海道勇払郡(ゆうふつぐん)安平町(あびらちょう)で開催される。このほど市内東真土で乳牛60頭を飼育する伊藤宏さん(42)が、神奈川県の代表として同大会に出場することが決まった。
大会に参加する乳牛は「ミドルストリート ラッシュ アリシアMGS」。高さ約150cm、体重約800kgの体格を持ち、好奇心旺盛な性格の2才の乳牛だ。伊藤さんによると牛乳を出し始めたばかりだという。
伊藤さんは9月に神奈川県家畜集合センターで行われた「神奈川県代表牛選定予選会」に出場。骨格のバランスや乳器の形状などが評価され、県代表に選出された。
「我が子のように可愛がり、育てることが大切」と飼育の秘訣を話す。可能な限りストレスを与えないようにすることで、病気にかかりにくく、美味しい牛乳が採れるという。
「コンディションはかなりいい状態」と、乳牛を見て伊藤さんはにっこり。初の全国大会に向け、日々の仕事にも熱が入る。伊藤さんは「全国大会という未知な世界ではあるが、強豪が集まる北海道の地で、上位を目指していきたい」と力を込めて話した。
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