平塚警察署(石井孝署長)は21日、振り込め詐欺を未然に防いだとして、介護事業会社役員の千葉勝之さん(中原在住、43)と柔道整復師の福島諒さん(南豊田在住、24)に感謝状を贈呈した=写真。
同署によると、千葉さんらは昨年12月29日午後1時ごろ、息子を語った詐欺に巻き込まれた80代男性(市内在住)の被害を食い止めたという。
市内スーパーのATMに2人が順番待ちをしていたところ、携帯電話で話をしながら操作をしている男性を発見。千葉さんが不審に思い声をかけたところ、知人の男性であることが発覚した。
150万円の預金を引き出そうとしていた男性は「息子に知人の借金保証人の返済で金が必要だ」と話したことから犯行を疑い、2人は協力して直接息子に確認の連絡を取るなど、迅速な対応を施した。
石井署長から感謝状を受け取り、千葉さんは「知り合いだったこともあり、未然に防げてよかった」と話し、福島さんは「普段から声掛けすることが大切だと感じた」と振り返った。
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