神奈川県トラック協会が主催する「第16回 夢を運ぶトラックデザインコンテスト」の結果が昨年9月に発表され、大野小学校3年の中釜羽海(うみ)さん(9)が小学校中学年の部で最優秀賞に輝いた。
中釜さんが描いた作品は「はたらくハチ」。2輪の花の周りを飛ぶ大きなハチを描き、「日本で走り周るトラックをハチに見立てました」と説明する。
同協会によると、同コンテストは緑ナンバーを付けたトラック輸送のイメージアップを図るため、県内在住の小学1〜6年生を対象に毎年実施されている。今回は2万9741人が応募し、最優秀賞には小学校低学、中学、高学年の部で各1人ずつ選出された。
1月29日には、同協会に加盟する丸島運輸株式会社(市内下島、江藤博一社長)の協力のもと、作品がトラックにラッピングされ、大野小学校でお披露目式が開催された。
トラックは昨年12月にラッピングの施工を終え、現在は市内を中心に運送車輌として活用されている。江藤社長は「子どもたちにとっていい思い出になると思う。地域のために今後も協力していきたい」と話す。
同校の宇山裕之校長は「学校としても嬉しく、生徒の励みになる。受賞を誇りに思います」と中釜さんを讃えた。
式には母親の智子さんも参加。トラックを前に智子さんは「子どもの絵が載ると聞いたときはびっくりしてテンションが上がりました」と話し、羽海さんは「自分の絵が載るのは嬉しい」とはにかんでいた。
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