ともに攻撃的なスタイルを持ち味とする両者の一戦。序盤で勢いに乗ったのは湘南だった。鋭い出足と豊富な運動量で川崎陣内に侵入し、高山が早々にファーストシュートを放つ。
だが13分、この時点でJ1通算得点数でトップタイに並ぶゴールを大久保に決められ、先制点を献上。しかし、20分にはキリノの果敢な突進がオウンゴールを誘い、すぐさま同点に。その後、38分に菊池が逆転ゴールを奪うと試合は点の取り合いの様相となり、3対3で前半を折り返す。
後半は一転して均衡した展開が続いたが、これを破ったのは今季新加入の岡本。三竿が左サイドから放ったクロスに合わせてネットを揺らすと、アウェイ席を埋めた湘南サポーターは歓喜に沸いた。
このまま逃げ切るかと思われた後半ロスタイム。川崎の猛攻に耐えきれずに同点弾を許し、県内3クラブによる「SKYシリーズ」の初戦は痛み分けに終わった。悔しさが残る勝ち点1とはいえ、今季の戦いに期待をもたせる内容だった。
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