東北の被災地支援と地元の防災力強化を図ろうとする「ひらつな祭」が3月13日(日)、紅谷パールロード商店街・まちかど広場周辺で開催される。午前10時45分〜午後4時。主催はひらつな祭実行委員会(能勢康孝実行委員長)、災害から未来(あす)を守る会。
「平塚で繋がろう」を旗印に、市内の様々な防災活動団体が集まり、作り上げられる同祭。震災が発生した翌年の2012年から催され、今年で5回目を迎える。震災犠牲者に祈りを捧げると共に、被災地を支援し、予想される大地震に備えるための防災意識の啓発や地域の繋がりを創出することを目的としている。
今回は市内の防災活動団体ら約40組が参加。防災料理の試食や起震車体験といった体験型のイベントを多数導入し、「防災を身近に感じてもらえるよう、参加者が体験できるものにした」(能勢実行委員長)
また震災から5年の節目を受け、初の試みとして平塚市民病院の災害時医療支援車(DMAT車)が展示される。同車は、直下型地震や大規模災害時に、隊員が災害現場で自律的に医療活動ができるように特殊な装備を施したもの。
防災の基礎を学ぶ「青空防災ゼミ」が開講されるほか、ステージではバンド演奏なども開催される。
能勢実行委員長は「祭りを通じて、楽しみながら防災を理解してほしい」と話している。
なお、当日は募金箱が設置され、集まった寄付金は、岩手県大槌町の保育園・幼稚園に寄贈される。
当日の詳細・問い合わせはFacebook【URL】www.facebook.com/hiratsuna/もしくは、アートギャラリー能勢【電話】0463・21・0043(受付午前10時〜午後5時/(水)定休)。
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