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平塚版 公開:2016年3月10日 エリアトップへ

「学生側の意識の”ズレ”直したい」 「普通でも内定はとれる」 平塚出身「就活のカリスマ」がノウハウ本

社会

公開:2016年3月10日

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著作を手にする阿部さん。具体例も多く盛り込んだ
著作を手にする阿部さん。具体例も多く盛り込んだ

 人生の大きな転機となる「就職活動」。思うように内定を得ることができずに苦しむ学生たちを支援し、「就活のカリスマ」として実績を残してきたのが平塚市出身の人材開発コンサルタント、阿部淳一郎さん(41)だ。阿部さんはこのほど、ノウハウ本2冊を相次いで出版。「読んでほしいのはPRするポイントがないと悩む『普通の学生』。伝え方さえ間違わなければ内定はとれる」と話す。

 阿部さんは市内南原出身。中原中、平塚江南高校を経て早稲田大学教育学部に進み、卒業後は教育関連企業や学校法人に勤務した。2004年に独立し、現在は東京都内で人材育成のコンサルティング会社を経営。上場企業を含む20社以上で人材育成や採用に関するアドバイスを行うほか、時には面接官として直接採用にも携わる。その一方、大学などで講座を開催し、多くの学生の就活を支援してきた。

 そんな阿部さんが採用の現場で常々感じていたのが「ほとんどの学生が、どんな人なのか分からない」ということだった。阿部さんは「企業が知りたいのは、大きく分ければ『結果を出してくれそうか』(能力)と、『会社や職場の雰囲気に合いそうか』(キャラクター)の2点。それなのにエントリーシートや面接で、それを判断できる情報を提示しない学生があまりに多い」と話す。

 そこで今年に入って出版したのが『奇跡の就活術』(KADOKAWA)と『「PRするネタがない」と悩んでいる人のためのすごい自己PR作成術』(かんき出版)という2冊の「就活本」。前者は就職活動全般の進め方を、後者はエントリーシート等の具体的な作成法を示したものと違いはあるものの、いずれも学生と企業との「ズレ」を明らかにし、学生が陥りがちなパターンを列挙。そのうえで、自分の強みを見つけて自己PRや志望動機に落とし込み、採用担当者に伝えるためのノウハウを丁寧に説明している。

 阿部さんは「留学経験や資格、体育会での実績などPRするネタがないと嘆く人がいるが、人それぞれ必ずアピールできる点がある。それを企業側にきちんと伝えれば、特別なスキルはなくても必ず内定はとれる。『普通であること』に悩む人にこそ読んでほしい」と呼びかける。

 現在は、早期退職の増加が問題となっている若手社員の教育にも力を入れる阿部さん。「現場にあるズレを直すことで、それぞれの人が輝ける場所を作り続けたい」と話している。

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