今年3月に竣工した平塚市民病院(金井歳雄病院長)の新館で5月6日から外来診療が始まる。これに先がけ、先月27日には報道陣むけに内覧会が開かれ屋上のヘリポートが初公開された。
新館は、市民病院の北棟と南棟に隣接する地上6階、地下1階の鉄筋コンクリート造。病床数は167。総工費86億1800万円をかけ、建物全体に免震構造が施された。ICU、救急センターなどの急性期医療や、小児科病棟、産科病棟、新生児集中治療室を持つ周産期センターをはじめ、高度な医療設備を誇る。
市内初となるヘリポートもその一つ。相模湾や湘南平を望む離着陸場は、国内ヘリの8割が利用できるといい、傷病者の受け入れだけでなく、災害時の救援拠点としても期待される。
市民病院は来年度中に北棟が一部改修され、耐震基準を満たしていない南棟は解体される。その後、外構工事を経て18年度中にグランドオープンする。落合克宏市長は「本市の核となる病院として地域を支えてほしい」と期待を寄せた。
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