東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場で、6月に行われた平成28年度南関東高等学校陸上競技大会で、平塚学園高等学校陸上部(井上行雄顧問)の大迫晴香さん(1年)が、円盤投げと砲丸投げの2種目で7月27日から岡山県で開催される全国高校総体(インターハイ)への出場権を勝ち取った。
大迫さんは、同大会で円盤投げが自己ベストを更新する36m95cmで5位、砲丸投げは12m22cmで6位に入賞。円盤投げは「前日練習から調子が良く、自信があった」と振り返る一方、県予選1位の成績で挑んだ砲丸投げは「練習してきたことが出せなかった」と悔しさをにじませた。
旭陵中学校在学時に陸上を始めた大迫さんは、砲丸投げでジュニアオリンピック6位の実績を持つ実力者。平塚学園陸上部で教えを請う井上顧問から、「競技者としての幅を広げよう」と勧められ、円盤投げにも取り組んだ。投てき競技は、「練習した分だけ記録が伸びるところがやりがい」と話し、朝7時に登校して自主的に上級生と一緒に朝練を1時間行い、放課後はおよそ2時間の全体練習で汗を流している。
井上顧問は大迫さんについて「大きな大会で経験を積んでいけば、記録はもっと伸びる。小さくまとまらないで世界の舞台で活躍する選手を目指してほしい」と期待を寄せる。
大会を目前に控えて、大迫さんは円盤投げで38m、砲丸投げは13mと具体的な目標記録を掲げている。「1年生なので、インターハイの雰囲気に慣れてとにかく楽しみたい」と意気込みを話し、目標記録については、「自信があります」と胸を張った。
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