平塚市は先月29日、日産車体湘南工場第1地区の跡地で進めている天沼地区土地区画整理事業に伴い、9月1日から天沼と宮松町の区域と街区符号を変更すると発表した。
三井不動産(株)が商業施設「ららぽーと湘南平塚」を含む、新たなまちづくり計画「ららシティ湘南平塚」の開発事業で、道路や住宅地が新たに整備されることをうけたもの。住宅地区に戸建て住宅や分譲マンション、医療・福祉地区に社会福祉法人恩賜財団済生会平塚病院の建設が予定されている。
市の発表によると区域の変更は、天沼の北側の一部を隣接する宮松町に編入し、街区符号は16番街区から新たに4街区を設け、20番街区となる。これにより天沼の面積は31haから26・1ha、宮松町の面積は15haから19・9haになった。
市は区域の変更について、現状のままでは天沼地区内に住民の有無によってできる飛び地が混乱を招く恐れがあるとして、「規則性を持たせて分かりやすく、訪ねやすいまちづくりを推進した」と説明している。
今回の変更により、宮松町に編入した地区の学校区は崇善小学校と江陽中学校となり、両地区の在住者による住所変更は必要はないという。
|
|
|
<PR>
平塚版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|