平塚市は、友好都市岩手県花巻市から今年1月に寄贈を受けた「宮沢賢治ゆかりのバラ」のお礼に、市内各施設で花巻市の観光PRを兼ねた「宮沢賢治生誕120周年事業」を実施している。2日、発表した。期間は12月まで。
きっかけは、宮沢賢治が自身の主治医宅の新築祝いに贈ったゆかりのバラ「グルース・アン・テプリッツ」が今年1月、花巻市から寄贈されたことから。バラは八幡山の洋館など市内3カ所に植栽されている。
賢治生誕120周年事業は、「文化」「交流」「農業」をテーマに、11イベントを予定している。
文化面では、市博物館のプラネタリウムで現在、「賢治が綴った星空」を開催している。童話『銀河鉄道の夜』に登場する星を、平塚市で活動する演劇集団「湘南テアトロ☆デラルテ」が紹介する。9月25日まで。8月19日には、プラネタリウムを投影しながら同劇団が朗読する「宮沢賢治の世界」も催される。
交流面では、八幡山の洋館で10月23日、秋のバラフェスタと合わせて、花巻市特産品の花巻りんごの食べ比べなどを企画した物産展が実施される。
農業面では、平塚市農の体験・交流館(寺田縄457の5)で、農業指導者だった賢治の足跡を紹介するパネルや愛用したマントと帽子のレプリカを展示。10月28日〜11月6日。
このほか▽物産展(9月24・25日/JA湘南あさつゆ広場)▽ローズフェスティバル(10月8日〜11月3日/花菜ガーデン)▽宮沢賢治作品関連の特集展示(11月1日〜/中央図書館)などを予定。
(問)文化交流課【電話】0463・25・2520
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