7連敗中で雨天にも関わらず、夏休み最後のホームゲームに1万人を超えるサポーターが詰めかけた。その期待に応えようと序盤から積極的に攻めた湘南だったが、またもや迷い込んだ暗いトンネルを抜け出すことはできなかった――。
先制点は湘南。試合開始からわずか3分、三竿が糸を引くような弾道の強烈なミドルシュートを突き刺す。その後もサポーターの熱の入った声援を背に受け、随所に湘南らしい縦の推進力を発揮。「絶対に勝つ」という気迫を感じさせたが、次にネットを揺らしたのはガンバ大阪だった。
強豪相手にも守りに入ることなく、スタイルを最後まで貫いた湘南。だが、何度か訪れた決定機を決めきれないのが不調の続く要因なのだろう。64分に逆転を許すと、あと1点が届かず。最後まで執念を見せたが、泥沼の8連敗を喫した。
残り7試合で、降格圏外の15位甲府との勝ち点差は8。あくまで目安とはいえ、逆転可能な勝ち点差は残り試合数に比例するとも言われている。状況は厳しいが、下位に沈んでもなお、ネット上では他クラブのサポーターから評価され続ける湘南スタイル。目先の成績に悲観ばかりせず、選手もサポーターも最後まで戦う姿勢をみせたい。
次回のホーム戦は9月17日(土)、セカンドステージ第12節でアビスパ福岡を迎ええる。午後7時キックオフ。
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