今年開館25周年を迎える平塚市美術館で9月17日から11月20日まで、戦争をテーマに活動した芸術家香月泰男と丸木位里・俊、川田喜久治の展覧会が開催される。午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)。
洋画家・香月泰男氏の「シベリアシリーズ」は自身のシベリア抑留体験をもとに描いた作品で第1回日本芸術大賞を受賞した。
日本画家の丸木位里・俊夫妻が広島原爆投下後の惨状を描いた「原爆の図」は、世界でも評価が高い。
県内で初めて本格的に紹介される写真家の川田喜久治氏は「戦争」や「人間」写真で切り取る世界的カメラマンとして知られている。
3人の作品が一堂に会すのは日本で初めて。洋画、日本画、写真の異なる手法で表現された作品約200点には、3人の戦争への思いが込められている。
観覧料は一般900円、高校生・大学生500円。中学生以下、毎週土曜日の高校生、市内在住の65歳以上は無料。
このほかカンヌ国際映画祭で受賞経験をもつ映画監督の小栗康平さんの講演会(10月10日、先着150人)や、川田さん本人による講演会(10月29日、先着150人)を予定。
問い合わせは、同館【電話】0463・35・2111へ。
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