2020年東京五輪・パラリンピックの事前キャンプ誘致に力を入れていた平塚市は先月28日、北欧のリトアニア共和国と事前キャンプに関する協定を結んだ。市によると、五輪での誘致成功はこれが初めて。
ホテルサンライフガーデン(榎木町)で開かれた調印式には黒岩祐治知事、落合克宏市長、リトアニア五輪委員会のヴィタリユス・ヴァシリウスカス財務担当局長=右から2番目=らが出席した。
あいさつに立った落合市長は「県と万全の準備をし、おもてなしの心で選手団をお迎えしたい」と平塚・リトアニアの”友好元年”ともいえるこの日を喜んだ。ヴィタリユス担当局長も「選手団にとって平塚が第二の故郷になる」と笑顔で語り、最後は「ありがとう」と日本語で感謝を述べた。
今年4月に来日し、10候補地を視察した担当局長。平塚を選んだ決め手としてスポーツ施設の充実・東京からの距離などを挙げた。
リオデジャネイロ五輪には69選手を派遣し、ボート競技などで銀1個、銅3個を獲得したリトアニア。落合市長は「市内のスポーツ施設が五輪仕様に対応できるかどうか検証していきたい」と、選手団に全面協力していく姿勢を示した。
これまで市内で実施された事前キャンプには、12年サッカー FIFAU20女子W杯日本大会のニュージーランド代表や、02年日韓W杯のナイジェリア代表などがある。
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