市内産の柿が出荷ピークを迎え、太陽の光に輝くだいだい色が、たわわに実を付けている。
市内の山口柿園(四之宮4の16の18)では、750平方メートルの園内にブランド柿「松本早生」や「富有」を生産。栽培時には枝に大きな実をつけるよう、早期から果実の摘み取りを行う。一枝に果実を一つずつ残すことで、栄養を集中させる手法をとってきた。同園代表の山口泰三さん(68)は「例年通り良く育ちました。9月は雨が多かったこともあり、特に大きな実をつけている」と豊作に笑顔を見せる。
湘南農業協同組合(JA湘南)によると、市内の同組合落葉果樹部会には26の柿農家が所属。山口柿園は今年、農園の管理や実の成長などを競う市の品評会で優等賞を獲得している。
山口さんは柿を手に、「みずみずしく、甘く育った秋の味覚を楽しんで」と話していた。
同園の柿は、庭先の直売所か宅配のみ販売で、1kg450円〜。市内産の柿はJA湘南あさつゆ広場(寺田縄)でも購入できる。問い合わせは、市農水産課【電話】0463・35・8103。
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