平塚商工会議所(松風町)は1日、同会議所で臨時議員総会を開き、学生服販売のトキワヤ社長で副会頭の常盤卓嗣氏(61)を新会頭に選任した。会頭を3期9年務めた福澤正人氏(74)の任期満了に伴い、同日付で就任した。任期は2019年10月まで3年間。会頭は常盤氏で10代目。
3人の副会頭も新たな顔ぶれに代わり、江南交通社長の鳥海衡一氏(61)、山協印刷社長の杉山昌行氏(60)、白石興業社長の白石慎太郎氏(54)がそれぞれ選任、専務理事は大曽根俊久氏(68)が再任された。
常盤会頭は本紙取材に対し「市内経済は人口減少によって厳しい局面にある。サッカー専用スタジアムの整備や駅前中心街の再開発など検討する委員会を立ち上げ、行政に提言していきたい」と意欲を語った。
また、現在整備中のツインシティ大神地区を念頭に、市内間アクセスの強化のため、JR相模線の平塚駅への引き入れや複線化について、周辺の商工会議所と連携して働きかけていきたい構え。常盤氏は「まずは会員ファーストで、個性ある商売や事業が伸びていくよう、中小零細企業にメリットのある支援をしていきたい」と抱負を語った。
常盤氏は04年から商工会議所議員を務め、13年に副会頭に就任。平塚市商店街連合会の会長なども務めている。東海大学経済学部卒。
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