市が委託する旧横浜ゴム平塚製造所記念館の2015年度指定管理業務で、管理料に含まれる樹木剪定が行われていないことが分かり、平塚市教育委員会が15日に記者会見を開いた。
市教育委の発表によると、10月21日に行った同館の本監査で、指定管理者の「旧横浜ゴム平塚製造所記念館運営管理共同事業体」から樹木剪定に関する報告書の不備を指摘されて判明した。会見では、吉野雅裕教育長が指定管理者側のミスと主管する社会教育課の業務報告の確認漏れを認め、「確認作業を徹底して再発防止に努めたい」と話した。
市社会教育課では今後の再発防止策として、指定管理者が作成する年間作業予定表と毎月提出される業務報告書を複数人の職員で確認するチェック体制の強化と、2カ月に1回の定例会議で事業内容と作業の進捗の確認を徹底するとした。
2015年度の指定管理料約1557万円は2回に分けて前払いされており、樹木剪定に掛かる費用30万円は指定管理者から14日に返還されている。
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