神奈川県は先月25日、11月14日から同20日までのインフルエンザの定点患者数が1・31となり、流行開始の目安となる1を超えたと発表した。前週の0・54から急増した形で、昨年より1カ月ほど早い流行開始となった。
県内346カ所の医療機関が定点に指定され、定点患者数が週ごとに公表されている。県衛生研究所(茅ヶ崎市)によると、5日午前10時の平塚保健所管内(平塚・大磯・二宮)の定点患者数は0・55で、流行開始の基準を下回っている。
一方で秦野、厚木、小田原など隣接自治体では基準値を超えていることから、同研究所は「平塚市も今週末には流行開始となるのでは」と予測している。
市教育総務課によると、平塚市内では、10月27日から12月5日までに延べ9小学校で学級閉鎖が起きている。いずれもインフルエンザが原因ではないというが、昨年同時期(0件)と比べて急増していることから、マスクの着用や手洗いなどの感染予防や健康管理を呼びかけている。
昨年度、インフルエンザが原因と思われる学級閉鎖は、市立幼稚園と小中学校で152件(153件中)。
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