港小学校(夕陽ヶ丘)で5日、同校の全児童729人分の氏名とクラスが記録されたUSBメモリーが紛失した。市教育委員会が8日、発表した。
USBメモリーは、パソコンに保存された文書や画像を取り込み、持ち運べる記録媒体。同校では蔵書の貸し出し状況を図書室のパソコンで管理し、それらの情報を別途保存していた。
5日、同校職員が紛失に気づき事態が発覚。すぐに校内を探したが見つからなかった。市の解析によればUSBメモリーが最後に使われたのは今年3月28日。以降、使用された形跡のないまま、所在不明となった。
市は7日に警察へ届け出。8日には全児童に説明と謝罪をし、翌9日に開いた保護者説明会には保護者15人が出席した。
市教育総務課は「大変申し訳ないこと。個人情報に関する文書等の紛失を防ぐため管理を厳重にする」とコメント。図書室の情報を民間のサーバに一括保存するなど情報漏えいのリスク改善に取り組むとした。
平塚市では、2014年5月に大住中学校の修学旅行中、生徒名簿が記載された冊子を担任教諭が紛失。 さらに今年8月には、みずほ小学校で児童が工作した作品の写真データを保存したSDカードが紛失。市は個人情報の流出にはあたらないと判断し公表していなかった。
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