平塚市は市議会12月定例会で、一般職員と特別職員、市議会議員のボーナス(期末・勤勉手当)の支給率を年間で0・1カ月引き上げる議案を提出し、先月25日に可決された。これに伴い、12日に支給された冬のボーナスの総額は前年比1億400万円増の約20億4600万円となった。
同議案は、一般職員の勤勉手当、特定任期付職員の期末手当、特別職員と議員の期末手当の支給率を年間で0・1カ月引き上げる。職員課によると、今年8月の人事院勧告で官民格差を是正するとし、国家公務員給与が引き上げられたことを受けての措置。
特別職員と議員の期末手当の引き上げは、財政健全化のために一般職員の給与が来年3月まで1%減額されている状況を勘案し、来年の支給まで先送りされる。
これにより一般職員の今年の冬のボーナスは、支給率が2・275カ月で、支給額は平均83万3216円。前年比5万3937円アップした。所要額は約19億9900万円、前年比1億400万円増。
特別職員の支給率は2・075カ月のままで、市長は約232万円、副市長は約204万円、常勤監査委員は約155万円、教育長は約55万円、病院事業管理者は約260万円だった。給与減額措置によって、特別職は本来支給額より7%〜15%減額されている。
市議会議員の支給率は2・1カ月で、支給額は約126万円。議長は154万円、副議長は136万円。特別職と議員の支給総額は約4693万円だった。
また一般職員の給料表の改正では、若年職員を中心に月額給与が引き上げられ、年間1900万円の増額が見込まれている。
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