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平塚市 感震ブレーカー配布開始 1万2689世帯へ17日から

政治

掲載号:2017年1月12日号

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配布されるものと同型の感震ブレーカー
配布されるものと同型の感震ブレーカー

 平塚市は、地震発生時の電気火災を防止するため、住宅用感震ブレーカーを市内の該当地域1万2689世帯に無償配布する。市災害対策課への取材で分かった。発送開始は1月17日からで、事前説明会も実施する。

 消防車が進入しづらい道路狭あい地や住宅密集地など、延焼火災が懸念される市内12地区に配布する。対象は一般住宅で事業所や公共施設は含まれない。

 感震ブレーカーは、震度5強か6弱以上の揺れを感知するとブレーカーを遮断し、電気の供給を停止させる。昨年の熊本地震を契機に、震災時の延焼火災を世帯単位で防ぐため、市は9月の一般会計補正予算に災害対策費を計上した。

 財源は職員給与6カ月分を1%カットし、そのうちの1631万円を充てる。感震ブレーカー1万2689個の購入と配送業者は入札で決定した。

 横浜市や茅ヶ崎市などでも感震ブレーカーを配布しているが、市災害対策課によると、1万世帯以上に無償配布するのは県内でも平塚市が初めてとみられる。

 神奈川県は、昨年3月に「県地震防災戦略」を改定。それには2024年度までに県内全世帯の10%に対する感震ブレーカー等の設置目標が掲げられている。

 一方、平塚市の総世帯数は約10万。市では来年度以降も感震ブレーカーの設置を進めていきたい考えだ。担当者は「(今回の措置で)県が掲げる目標を超えるが、今後も災害対策に力を入れたい」としている。

 市では1月16日から31日まで、該当地域で事前説明会を開き、設置までの流れや注意点を解説。説明会翌日から順次発送し、4月以降、市職員が各家庭を巡回し、設置状況を確認する。

 送られてきた感震ブレーカーは各家庭で取り付けることになるが、平塚市生きがい事業団に1080円で取り付けを依頼できる。研修を受けた同事業団の担当者およそ15人が対応する。

 配布地域は次の通り。

▽桃浜町/富士見町/立野町/宮松町/東中原二丁目/東八幡一丁目/東八幡二丁目/豊田地区(豊田平等寺・南豊田・東豊田・豊田打間木・豊田小嶺・豊田宮下・豊田本郷・北豊田)/長持/片岡/南金目/高根

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